JNA認定校とそうでないネイルスクールの違い
ネイルスクールを探している時、「JNA認定校」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。
JNA認定校は、NPO法人日本ネイリスト協会が認定したネイリスト養成校という意味があり、認定を受けていないネイルスクールと比べると様々な違いがあります。
私もJNA認定校でネイリストとしての技術を磨き、検定に合格しました！
そのJNA認定校を選ぶことのメリットやデメリットなどについて書いていきます。
ネイルの技術を学びたい方によっては、認定校を選ぶ方が良いのか、認定校ではないスクールを選ぶ方が良いのかはまた違ってきます。
あなたはどちらを選ぶ方が良いのでしょうか？
その選ぶ基準やおすすめの方についてまとめていこうと思います！
引用:http://www.miranda-salon.com/jna-certified-instructor/
JNA認定校の特徴
まず、私も実際通っていたJNA認定校の特徴について紹介していきます。
- ネイルスクールとして2年以上の指導実績がある
- JNA認定講師が1人以上在籍している
- 指導人数・時間・衛生面がしっかりと保たれている
このようにプロのネイリストを養成する上で必要なことについて、JNAの基準をしっかり満たしているネイルスクールがJNA認定校の特徴です。
多くの現役ネイリストたちを排出しているネイルスクールで着実にプロのネイリストを目指したい、そんな方が多く通っています。
認定校ではないスクールの特徴
一方で認定校ではないスクールの場合は信頼が置けないのかというと、そうではありません。
認定校ではないスクールにも様々な特徴があり、中にはちゃんと安心して通えるスクールも数多くあります。
- 受講料が比較的安いネイルスクールが多い
- ネイルに関する幅広い技術を学ぶこともできる
- 資格取得以外を目的としたコースなども種類豊富
JNA認定外にもネイルに関する知識や技術には様々なものが存在します。
JNAの資格試験では問われない特殊な技術について学べたり、JNA認定校とは遜色ない設備や指導技術があるところも珍しくありません。
中にはJNAの認定を目指す経営がまだ短いネイルスクール、という場合もあります。
そのため認定校ではないスクールを選ぶことも決して悪い選択肢ではないんです。
JNA認定校に通うメリットとデメリット
まずはJNA認定校に通うことのメリットとデメリットを解説します。
認定校を選ぶのがおすすめな方についても触れていきますね。
メリット
- 普段通っているスクールで検定の受験ができる
- 安心して通い続けられるネイルスクールがほとんど
- 就職や独立に関する支援を受けられるところが多い
①の検定受験に対して、普段通っているネイルスクールでネイリスト技能検定試験などを受験することができるので緊張を緩和することができます。
また、ネイルサロン衛生管理士やJNA認定の講師の資格取得については、JNA認定校に通っている、または通っていた方でないと受けられません。
②・③のように、JNA認定校にはネイリスト養成に関する高い実績と信頼を持っているスクールばかりです。
中にはスクールと併設してネイルサロンを経営しているところもあるので、卒業後にサロンで働くプロネイリストになるまでも完全サポートしてくれます。
デメリット
一方で、JNA認定校を選ぶことによるデメリットもあります。
- JNA認定校の方が受講料は高め
- 定められた期間・時間通わないといけない
JNA認定を受けるためには費用や時間、また設備運営に関しても様々な支出が生じます。それを整えるだけの経費がかかっているので、その分認定校でないスクールと比べると受講料は割高になってしまいます。
また、JNA認定校の検定に関するカリキュラムを受けるために、所定の回数以上を通わないといけない部分もあります。
【JNA認定校におすすめの方】
- 本気で将来的にネイリストになりたい方
- ネイリストになるための資格の取得を目的としている方
認定校ではないスクールに通うメリットとデメリット
認定校ではないスクールにも、それぞれメリットとデメリットはあります。
JNA認定校ではないスクールが秀でているのはどこなのか？
そのことについてここで紹介していきます。
資格の取得や検定に合格することが目的ではなく、ネイルそのものの技術を磨きたいと思っている方必見です！
メリット
まずは認定校ではないスクールを選ぶことのメリットから紹介していきます！
- 認定校に比べ受講料が安いところが多い
- コースが多彩で自分が学びたい技術を集中して学べる
このように認定校と比べると受講料が格安で、気軽にネイルの技術を学ぶことができるのが特徴です。
さらにコースも多種多様。認定校では検定合格のために様々なネイル技術を広く浅く勉強するコースが多いですが、認定校ではない場合はその限りではありません。
例えばジェルだけ学びたい、スカルプチュアだけ学びたいなどひとつの技術を短期的に集中して学ぶことができるコースもあります。
デメリット
一方で認定校ではないスクールのデメリットになる部分はこの通り。
- 一部試験の受験資格がない
- 中には経営が怪しいスクールも
JNA認定校のメリットで解説した通り、ネイルサロン衛生管理士などの資格については、JNA認定校に通っていないと受験することができません。
自校受験もできませんので、指定された会場に別途で受けに行くことになります。
また、中には立ち上げたばかりで、あまり経営システムがちゃんと成り立っていなくて経営の雲行きが怪しいスクールもあります。
卒業まで通い続けられるかどうか、心配な方は事前に運営へきちんと確かめておく必要がありますね。
【非認定校におすすめの方】
- 初心者からプロのネイリストになることが目的ではなく、苦手な技術や最新技術を集中的に勉強したい現役ネイリスト
- セルフネイルの技術を挙げたいと思っている方