ネイリストの仕事はとても楽しいですが、時々ツライと感じる時もあります。
ですので、ネイリストになりたいという方は、この仕事の大変なところについてもちゃんとチェックしておきましょう!
ここではネイリストの仕事をしている私も実際に大変だと感じた、4つのポイントについてまとめました。
ネイリストになろうと思っている方や気になっている方は、楽しい部分もそうですが、ツライ部分もぜひ見ておいてください!
ネイリストになって大変だったこと① 一人前になるまでの道のりが長い
私がネイリストとして一人前になるまで、多くの方に支えられました。
ネイルスクールでプロの技術を勉強して、資格や検定に合格すればネイリストとして一人前、というわけではありません。
技術を磨くこともそうですが、接客やコミュニケーションのスキルなど、やっぱり実際にネイルサロンで働いてみないと身につかない部分も多いです。
ネイリストの仕事は働いてからが本番。ネイルサロンでも、研修期間や試用期間を設けているところが多く、教育体制が万全になっています。
そうしたネイルサロンを選んで、最初から学んでいく気持ちが必要になってきます。
最初は覚えることが多くてかなりツライです。一人前のネイリストとして認められるまでの道のりはかなりツラく長い道のりですので、覚悟が必要ですね。
② 体に不調が起こりやすくなる
毎日目を凝らしてお客様の爪を見て、それに合わせたネイルを施します。
目や指先をかなり酷使するので、体調不良が起こりやすいです。
私がネイリスト始めたての頃、一番辛かったのは背中です。
私は集中しているとテニス部時代の影響か体が前傾になるクセがありました。
お客様の細かいネイルをしている時も案の定無意識的に前傾になって、最初の頃は背中の痛みが酷くとても悩まされました・・・。
最近では前傾になるクセを直すことでなんとか克服はしていますが、それでも目が疲れる時や指先や腕の筋肉、首が痛くなることも多いです。
ネイリストは意外と全身の筋肉を酷使していますが、否応無く次の仕事がどんどん入ってきます。
その自分の体の不調をうまく緩和する方法を試行錯誤しなくてはいけません。
③ お客様のイメージを形にするのが難しい
お客様のイメージは基本全て口頭です。
SNSや雑誌の写真を見せて「こんな感じにしてください」と言われることもありますが、あくまで「こんな感じ」であって、全く同じデザインにするわけではないというケースも多いです。
さらに同じデザインでも、お客様の爪の長さや形によって多少のアレンジを加えなければいけない時もあります。
お客様の思い通りのイメージを察知してそれを形にすることは、経験を積まないとかなり難しいこと。
①で一人前になる道のりが長いということに触れましたが、これができて初めてネイリストとして一人前だと言えます。
特にネイルの場合、仮にイメージが合わなくて失敗したらその分材料が無駄になり、お客様の時間を余計に取ってしまうことになります。
ですのでイメージのすり合わせはとても神経を使って慎重に頭を使って考えます。
④ お客様一人一人に合った接客をしなければならない
そして最後に、ネイリストは淡々とネイルをする仕事ではありません。
お客様一人一人に合った接客をしなくてはいけません。
③のお客様のイメージを形にする工程ではコミュニケーション能力が必要不可欠。
お客様の方からどんどん話しかけてくれる気さくな方もいれば、あまり喋らない方もいます。
そうしたお客様の性格に合わせて、こちらはお客様の言われた通りのデザインにするべきなのか、こちらからどんどんデザインを提案していくのか変わります。
ネイル以上にお客様を見なければいけないのがネイリストの大変なところで、一番重要なところでもあります。