【結論】 絵が下手でもネイリストは務まる!
ネイリストの仕事はすごく興味があるけれど、絵を描くのが下手だから自分に務まるかどうか・・・
そう不安を感じている方も実は多いです。
小さな爪の上にイラストや柄を描くことも多く、そうしたネイルをする時にはある程度の画力を求められるかもしれません。
ですが、実際私が2年間ネイリストとして働いてきた結論として、絵を描くのが下手でもネイリストは十分務まります!
私も絵を描くのが特別得意なわけではありません。美術の成績は5段階評価で2でした。
この記事では、私がその結論に至った根拠についてお話ししていこうと思います。
根拠① 練習を重ねればある程度のレベルにはたどりつける!
まず根拠のひとつ目として、練習を重ねればある程度のレベルにはたどり着けるということです。
例えばハート形やスマイルマークなど、定番の簡単なイラストから始めれば、ある程度ネイルに必要な力を得ることはできます。
最初はデザイン集のイラストなどを模写するだけでもOKです。
自分でゼロから絵を描くことはできなくても、模写ならある程度できるという方も多いのではないでしょうか?
それらをネイルに描くことを練習していけば、ネイルサロンで十分使っていけます!
もちろん中には画力が必要なネイルをオーダーされることもあります。その一例として挙げられるのが「痛ネイル」。
私が働いているネイルサロンにも痛ネイルをオーダーするお客様がたまに来店されます。小さな爪の上にお客様の好きなキャラクターを描くのですが、これに関してはプロでもできる方・できない方がいます。
ですので多くのネイルサロンではお客様が見るページの方に、痛ネイルがOKかどうか明確に記載されています。
必ずしも高度な画力がネイリストに求められることはありません。
引用:https://p-dress.jp/articles/7215
根拠② ネイルのデザインスキルは絵をかく才能とは別物
実際に爪の上にネイル用の筆で描いてみるとわかるかもしれませんが、紙の上にイラストを描くのと、爪の上にイラストを描くのとでは、やり方は全く別物です。
ネイルのデザインスキルに画力はあまり関係ないことがわかります。
ですので絵が上手い方も下手な方も、最初はスタートラインがほとんど一緒で、そこからどれだけ練習するかが重要になってきます。
もちろん絵が上手い方は上達も早いかもしれません。
ですが絵が下手だから圧倒的に不利になるというわけでもないんです!
グラデーションやフレンチネイル、ストーンを乗せるかどうかなどは、画力そのものはあまり関係ないデザインも多いです。
それよりもネイルとしてのデザインスキルやお客様の希望しているデザインをいかに正しく汲み取るか、その力の方が重要ですよ。
根拠③ どうしても上達しないなら、ワンカラーのネイルを好むお客様を顧客につける
簡単なイラストでもどうしても上達しないなら、そうしたお客様は凝ったデザインが得意なネイリストに任せてしまう、というのもひとつの手です。
ネイルサロンに訪れるお客様にはワンカラーネイルなどシンプルなネイルが好きな方も訪れます。
そうしたお客様を顧客につけてネイリストとして働いていけば、画力をうまくカバーすることができます。
最近ではスタンピングネイルと言って、複雑な模様を爪に転写できる道具も一般的になっています。
それらの道具の使い方をマスターすることを優先するのも良いかもしれません。
苦手な部分をうまくカバーする方法を考えましょう!
誰にでも得意不得意はあります。
苦手なことは他の技術でカバーしつつ、得意なネイルをアピールすることで、それが好きなお客様に気に入ってもらえる機会も増えていきます!